何かを始める人、100 / 10000人, それを続ける人、1 / 10000人

何かを始めたい人、10000人

 

何かを始める人、100人

 

それを続ける人、1人

 

「確かに」と思うところがある。

 

たとえば、自分の将来や仕事もそう。

 

コーヒー屋さんで働いていた時は、焙煎する仕事に興味を持った。

 

なぜなら、豆によって、香りや味わいが違うから。もちろん産地の影響は大きいが、

 

その豆をどうやって引き立たせるかは焙煎にかかっていると考えたから。

 

そう思う人は10000人いる。ただし、そこから実際に焙煎士になるためのアクションを起こすのは、その1/100。

 

そして、それを続けて1/10000人になった人は、独立し有名店となり、日本中、世界中から熱い視線を注がれている。

 

実際、わたしはその1/100(つまり、100/10000にすら)にはならなかった。

 

本を買って読む時もそう。

 

何かを求めて本を読むわけだけど、

 

読んだ後、実際にその本から得たことを実践する人は、100/10000。

 

大抵の人は、読んで終わり。

 

読んだ人の1/100は、何かできることはないかと模索して、トライしてみる。

 

そして、1/10000人だけがそれを続ける。

 

仕事を長く続けられる人とそうでない人。

 

色んな角度から継続については考えられるが、「長く続けられる」ということは、一つの能力だ。

 

仕事に関して言えば、やめるのは続けるより簡単だと教えられた。

 

言い訳なんて、いくらでも考えつくから。

 

ある塾の窓ガラスには、こう書いてあった。

 

「やるか、やらないか。そんなことを考えている時間が一番もったいない。」

 

考える事って、大事。自分の脳は、つかって使いまくってこそ役立つし、使わなければ劣化していく一方だから。

 

だけど、考えるより、行動することも時に大事であるということも知っておかなくちゃいけない。

 

困ったら、その時に考えればいい

 

たいていの人は、何かを始めようとするとき、起こりうるリスクを想定する。

 

そして、想定すればするほど、気持ちは萎えていく。

 

問題が発生したら、その時に考えればいいなんて余裕が持てないから。

 

だけど、不安なことの9割は発生しないとも言われる。

 

つまり、考えすぎは良くないってこと。

 

それより、一歩踏み出してみることのほうが重要ってこと。

 

そして、何かを始めようとする時、自分の視点より1つ、2つ高い視点から物事全体を見てみるといい。

 

主人公になりすぎると、主人公の気持ちしかわからなくなる。

 

その他の役柄の人の気持ちや立場を大きく、広く見渡すことができると、

 

自分がどうやって立ち振る舞えばいいか、少しわかってくる。

 

壁はいつだって立ちはだかる。

 

だけど、それでも続けていく人がいる。

 

1/10000人になってみると、それだけで価値がある。